nExTools Add-in

nExTools 活用ガイドネクスツールズ 活用ガイド   最終更新:2026.08.09

nExTools アドインには100以上の機能が搭載されていますが、いくつかの機能を組み合わせることで、単体では気づきにくい便利な使い方が見えてきます。
ここでは、日々のExcel作業でよくある場面を想定し、nExTools の機能をどう組み合わせれば効率よく作業できるかを、10の活用例としてご紹介します。
ぜひご自身の業務に当てはめて、活用のヒントにしてみてください。

nExTools アドインのダウンロードや各機能の詳細は、nExTools アドイン紹介ページをご覧ください。

※本ページ動画内の個人情報はダミーデータです

nExTools 機能・組み合わせ活用ヒント集


① 特定文字列を含む行を一括削除・一括コピー(値検索×行選択)

場面: 進捗管理表で「キャンセル」「対象外」などのステータス行を除去して、有効データだけを残したい

 1.対象範囲を選択
 2.nExTools の[値検索]>[選択領域]コマンド
 3.値検索フォームで除去したい文字列(例:「キャンセル」)を入力し、[セル選択]を選んで OK
 4.nExTools の[セル選択]>[行選択]コマンド
 5.選択行上で右クリックメニューから[削除]

 ※AND/OR 検索・部分一致/完全一致を使い分けることで、複数条件での一括削除も可能です。

【例】選択領域から「キャンセル」のステータス行を削除


場面: 名簿から特定文字列を含む行をコピーして、一覧を作成したい

【例】名簿から「横浜市」在住「鎌倉市・藤沢市」在住の方をそれぞれ抽出し一覧を作成


② 空白セルを含む行をまとめて削除(表のクレンジング)

場面: ヒアリングシートで未回答(空白)の行を除いて、回答済みデータだけを集計したい

 1.対象範囲を選択
 2.nExTools の[セル選択]>[空白セル]コマンド
 3.nExTools の[セル選択]>[行選択]コマンド
 4.選択行上で右クリックメニューから[削除]

【例】空白セルを含む行をまとめて削除


③ 重複データを可視化して、一覧を作成

場面: 顧客名簿に紛れ込んだ重複登録を洗い出し、一覧で確認したい

 1.対象範囲を選択
 2.nExTools の[重複データ]>[色分け(選択領域)]コマンドで重複セルを色分け
 3.nExTools の[色検索]>[選択領域]コマンドで対象の色を検索し[セル選択]
 4.nExTools の[セル選択]>[行選択]コマンド
 5.選択行上で右クリック>[コピー]>新規シートのセルA1を選択して貼り付け

【例】重複データ一覧を作成


④ 数式一覧の作成(条件で選択×色検索)

場面: 他人が作ったブックで、どこに数式があり、どのような計算をしているかひと目で分かるようにしたい

 1.nExTools の[セル選択]>[条件で選択]>[数式]コマンドで選択
 2.nExTools の[書式・編集]>[塗りつぶしの色]で任意の色設定
 3.nExTools の[色検索]>[選択領域]コマンドで[一覧作成]
 【色検索フォーム設定】検索対象:セル背景色 検索する色:すべての色 検索条件:色のみ 検索結果:一覧作成

※同様の手順で条件付き書式や入力規則の一覧を作成することも可能です。

【例】アクティブシートの数式一覧を作成


⑤ 2つの表を比較して差分だけをチェックリスト化

場面: 今月と先月の在庫リストを突き合わせて、増減があった商品だけを確認したい

 1.nExTools の[共通データ]>[2つのセル領域]コマンド → 共通データ検索のダイアログが表示される
 2.ダイアログで比較する2つの領域(シート・ブックをまたいでも可)を指定
 3.[共通しないデータを 新規ブックに出力]コマンド
 4.差分データのみが新規ブックに一覧出力される

【例】共通しないデータを一覧化


⑥ 奇数・偶数行を交互に色付けして縞模様テーブルを手早く作成

場面: 大きな一覧表を配布する前に、行の見やすさを上げるゼブラ縞を素早く設定したい

 1.縞模様を設定したいデータ範囲を選択
 2.nExTools の[セル選択]>[選択領域の奇数行選択]コマンド
 3.nExTools の[書式・編集]>[塗りつぶしの色]で1色目(例:水色)を設定
 4.nExTools の[セル移動・リサイズ]>[領域移動]>[下に移動]コマンド
 5.nExTools の[書式・編集]>[塗りつぶしの色]で2色目(例:青色)を設定

 ※テーブル書式を使わずに縞模様を設定できるため、コピー時に書式が崩れにくいのがメリットです。

【例】偶数行と奇数行の塗り分け


⑦ 特定文字列を含むセルの洗い出し+一覧の視認性向上

場面: 大量のシートがあるブックから、特定の文字列を含むセルの見やすい一覧を作成したい

 1.nExTools の[値検索]>[アクティブブック]コマンド
 2.値検索フォームで検索文字列を設定(AND/OR検索・部分一致/完全一致も指定可)
 3.出力された一覧の E列(値) を選択し nExTools の[文字列に色設定]>[選択範囲]コマンドを実行
 4.セル内文字列に色設定フォームで検索文字列と色を設定し OK
 5.一覧の C列(シート名) を選択し nExTools の[重複データ]>[色分け]>[選択範囲]コマンドを実行

【例】ブックから「ペン」を含むセルの一覧を作成し「ペン」を赤字化しシート名を色分け


⑧ 全シート保護+パスワード管理で安全性と手軽さを両立

場面: 配布用のブックを誤操作から守りつつ、自分だけはすぐに編集できるようにしたい

 1.nExTools の[パスワード]>[管理]コマンドにパスワードを登録
 2.nExTools の[シート関連]>[全シート保護]コマンドを実行 → パスワードの設定確認メッセージが表示される
 3.(パスワードを設定する場合)パスワード選択フォームで登録済みパスワードを選択 → 一括保護される
 4.解除が必要な時は[シート関連]>[全シート保護解除]コマンドを実行 → パスワード選択フォームが表示される
 5.登録済みパスワードを選択して解除

【例】登録したパスワードを利用し全シート一括保護・保護解除


⑨ 選択範囲をワンクリックで画像保存し資料に活用

場面: 作成した集計表の一部を、記録として蓄積していきたい

 1.画像として書き出したい範囲を選択し [画像]>[選択範囲を画像保存]コマンドを実行
  (保存形式や出力先を[画像保存設定]で事前に設定しておくとスムーズ)
 2.[ファイル]>[リネーム]コマンドを実行 → リネームフォームが表示される
  フォームの[連番]機能で「集計表_001」「集計表_002」…のようにファイル名を一括変更

【例】選択範囲を画像で保存しファイルリネーム


⑩ 報告書のキーワードに自動着色して視認性を上げる(文字列に色設定)

場面: 週次報告書や議事録で「要対応」「確認中」「完了」などの言葉を色別に目立たせて、読み手がすぐに把握できるようにしたい

 1.nExTools の [文字列に色設定]>[アクティブシート]コマンド
 2.セル内文字列色設定フォームで1つ目の対象文字列(例:「要対応」)と色(例:赤)を設定
 3.続けて2つ目(例:「確認中」→ オレンジ)、3つ目(例:「完了」→ グレー)を追加設定して OK
 4.シート全体の該当文字列のみフォント色が一括で変更される

 ※セル全体の背景色を変えず文字列だけを色付けするため、既存の書式設定(罫線・背景色)を崩しません。


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組み合わせの軸として①②③のように「検索→選択→操作」の流れが最もよく使えるパターンです。
また⑥⑩のように、面倒な繰り返し操作をワンコマンドで一括処理する使い方も、毎日の作業時間を着実に削減します。



まとめ

nExTools は1つ1つの機能もシンプルですが、今回ご紹介したように組み合わせて使うことで、実務の「あるある」な悩みをまとめて解決できるのが大きな魅力です。
すべてを覚える必要はありません。まずはご自身の作業で「面倒だな」と感じる場面を思い浮かべ、近い活用例からひとつ試してみてください。
きっと「こんな組み合わせもできるんだ」という発見があるはずです。

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