nExTools 活用ガイドネクスツールズ 活用ガイド 最終更新:2026.07.13
nExTools アドインには100以上の機能が搭載されていますが、実はいくつかの機能を組み合わせることで、単体では気づきにくい便利な使い方が見えてきます。
ここでは、日々のExcel作業でよくある場面を想定し、nExTools の機能をどう組み合わせれば効率よく作業できるかを、10の活用例としてご紹介します。
ぜひご自身の業務に当てはめて、活用のヒントにしてみてください。
nExTools アドインのダウンロードや各機能の詳細は、nExTools アドイン紹介ページをご覧ください。
nExTools 機能・組み合わせ活用ヒント集
① 空白セルを含む行をまとめて削除(表のクレンジング)
場面: ヒアリングシートで未回答(空白)の行を除いて、回答済みデータだけを集計したい
1.対象範囲を選択
2.nExTools の[セル選択]>[空白セル]コマンド
3.nExTools の[行選択]コマンド
4.選択行上で右クリックメニューから[削除]
② オートフィルタ後の可視セルだけを正しくコピー&転記
場面: フィルタで絞り込んだ得意先リストだけを、非表示行を混ぜずに別シートへ転記したい
1.オートフィルタ等で必要なデータを絞り込む
2.絞り込んだ範囲を選択
3.nExTools の[セル選択]>[可視セル]コマンド
4.そのままコピーし、別シートへ貼り付け
③ 重複データを可視化して、一覧を作成
場面: 顧客名簿に紛れ込んだ重複登録を洗い出し、一覧で確認したい
1.対象範囲を選択
2.nExTools の[重複データ]>[色分け(選択領域)]コマンドで重複セルを色分け
3.nExTools の[色検索]>[選択領域]コマンドで対象の色を検索し[セル選択]
4.nExTools の[行選択]コマンド
5.選択行上で右クリックメニューから[コピー]>新規シートのセルA1を選択して貼り付け
④ 定数セルと数式セルを別の色で塗り分けて可視化
場面: 他人が作った見積書で、どこが手入力の数値でどこが数式かひと目で分かるようにしたい
1.対象範囲を選択
2.nExTools の[セル選択]>[定数]コマンドで選択し、リボンの[書式]>[塗りつぶしの色]で色設定
3.同じ範囲を選択し、nExTools の[セル選択]>[数式]コマンドで選択し、別の色を設定
⑤ 2つの表を比較して差分だけをチェックリスト化
場面: 今月と先月の在庫リストを突き合わせて、増減があった商品だけを確認したい
1.nExTools の[共通データ]>[2つのセル領域]コマンド → 共通データ検索のダイアログが表示される
2.ダイアログで比較する2つの領域(シート・ブックをまたいでも可)を指定
3.[共通しないデータを 新規ブックに出力]コマンド
4.差分データのみが新規ブックに一覧出力される
⑥ 複数シート名を連番で一括リネーム
場面: 月別に分かれた大量のシートを「2026_上半期04月」のような連番形式に統一して管理したい
1.nExTools の[シート名]>[シート リネーム]コマンド → シート リネームフォームが表示される
2.フォームでリネーム対象とするシートを選択
3.[連番]機能で「(任意の文字列)+連番+(任意の文字列)」の形式を設定
4.リネームを実行
⑦ 指定フォルダ内の複数ブックから特定文字列を検索して棚卸し
場面: 共有フォルダ内の大量の見積書ブックから、特定の取引先名が含まれるファイルだけを洗い出したい
1.nExTools の[値検索]>[指定フォルダ配下フォルダ]コマンド
2.検索対象フォルダと検索文字列を設定(AND/OR検索・部分一致/完全一致も指定可)
3.該当ファイル・セルの一覧が出力される(一覧では各ブックへのリンクが設定されている)
⑧ 全シート保護+パスワード管理で安全性と手軽さを両立
場面: 配布用のブックを誤操作から守りつつ、自分だけはすぐに編集できるようにしたい
1.nExTools の[パスワード]>[管理]コマンドにパスワードを登録
2.nExTools の[シート関連]>[全シート保護]コマンドを実行 → パスワードの設定確認メッセージが表示される
3.(パスワードを設定する場合)パスワード選択フォームで登録済みパスワードを選択 → 一括保護される
4.解除が必要な時は[シート関連]>[全シート保護解除]コマンドを実行 → パスワード選択フォームが表示される
5.登録済みパスワードを選択して解除
⑨ 選択範囲をワンクリックで画像保存し資料に活用
場面: 作成した集計表の一部を、記録として蓄積していきたい
1.画像として書き出したい範囲を選択し[画像]>[選択範囲を画像保存]コマンドを実行
(保存形式や出力先を[画像保存設定]で事前に設定しておくとスムーズ)
2.[ファイル]>[リネーム]コマンドを実行 → リネームフォームが表示される
フォームの[連番]機能で「請求書_001」「請求書_002」…のようにファイル名を一括変更
⑩ 条件付き書式が設定されたセルだけを抽出して整理
場面: 長年運用してきた管理表に残る不要な条件付き書式を洗い出して整理したい
1.対象範囲を選択
2.nExTools の[セル選択]>[条件付き書式]コマンドで該当セルのみ選択
3.書式のクリアや再設定を行い整理
組み合わせの軸として①,③,⑩のように「検索→選択→操作」の流れが最もよく使えるパターンです。
また「登録」系機能を初回だけ仕込んでおくと、毎日の繰り返し作業が大幅に短縮されます。
まとめ
nExTools は1つ1つの機能もシンプルですが、今回ご紹介したように組み合わせて使うことで、実務の「あるある」な悩みをまとめて解決できるのが大きな魅力です。
すべてを覚える必要はありません。まずはご自身の作業で「面倒だな」と感じる場面を思い浮かべ、近い活用例からひとつ試してみてください。
きっと「こんな組み合わせもできるんだ」という発見があるはずです。