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3-18 指定の文字数テキストを選択するテキストボックス   2021.11.16

次の書籍の第1章~5章を公開しています。
「Excel VBA 逆引きで学ぶ ユーザーフォーム&コントロール」

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◇SelStartプロパティ
SelStartプロパティは、テキストボックス内のポインタの位置を返します。また指定の位置にポインタを移動します。
ポインタの位置は、文字の位置とは異なります。
先頭文字の前にポインタがある場合SelStartプロパティは「0」で、2文字目の前は「1」、10文字目の前は「9」のように、文字前のポインタは文字の位置より一つ小さな数になります。

◇SelLengthプロパティ
SelLengthプロパティは、選択しているテキストの文字数を返します。また指定の文字数テキストを選択します。

両プロパティ共に、プロパティウィンドウでは設定できません。


サンプルコード①

フォームをクリックすると選択しているテキストの位置と文字数を取得する。

Private Sub UserForm_Click()
    MsgBox "選択テキスト位置:" & TextBox1.SelStart + 1 & _
        vbCrLf & "選択文字数:" & TextBox1.SelLength
End Sub



サンプルコード②

コマンドボタンをクリックすると、テキストボックス1の10文字目から4文字選択する

Private Sub CommandButton1_Click()
    With TextBox1
        .SetFocus       'フォーカスをテキストボックス1に移動する
        .SelStart = 9   'ポインタを10文字目の前に移動
        .SelLength = 4  '4文字選択
    End With
End Sub



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