5-12 複数選択を可能にするリストボックス 2021.11.16
次の書籍の第1章~5章を公開しています。
「Excel VBA 逆引きで学ぶ ユーザーフォーム&コントロール」
MultiSelectプロパティは、複数選択の可否と、複数選択の方法を設定します。
取得・設定できる値は次の3つです。
・0-fmMultiSelectSingle(既定):単一選択
・1-fmMultiSelectMulti:複数選択(クリックのみ)
・2-fmMultiSelectExtended:複数選択([Ctrl] +クリック/[Shift]+クリック)
fmMultiSelectMultiは、クリックのみで複数選択できます。選択を解除する場合は、選択されている項目を再度クリックします。
fmMultiSelectExtendedは、Ctrl+クリック、Shift+クリックのように、Windowsの操作に準拠した選択方法になります。
プロパティウィンドウでの設定
リストから選択します。
サンプルコード
フォームを生成する際にリスト、表示列数、見出し表示を設定し、あわせて複数選択を可に設定する
Private Sub UserForm_Initialize() With ListBox1 .RowSource = "Sheet1!A2:D8" .ColumnCount = 4 '表示列数 .ColumnHeads = True '見出しあり .MultiSelect = fmMultiSelectExtended '[Ctrl]+クリックで複数選択可 End With End Sub
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