1-19 追加するコントロールのデフォルトのフォントを設定するユーザーフォーム 2021.11.16
次の書籍の第1章~5章を公開しています。
「Excel VBA 逆引きで学ぶ ユーザーフォーム&コントロール」
Captionプロパティを持つオブジェクトはフォントの設定が可能です。
フォントに関するプロパティは「Font」と「ForeColor」があります。
Fontプロパティは、種類、スタイル、サイズ等の設定であり、ForeColorプロパティは、色の設定になります。
ユーザーフォームでフォントに関するプロパティを設定した場合、その後、フォームに追加するコントロールに、その設定が継承されます。
プロパティウィンドウでの設定
◇Fontプロパティ
プロパティウィンドウのFontを選択すると、[...]ボタンが表示されるので、それをクリックします。
クリックすると、フォントウィンドウが表示されるので、フォントの種類やスタイル、サイズを選択します。
◇ForeColorプロパティ
ForeColorプロパティは、文字色(前景色)を設定するプロパティです。色の設定方法は、BackColorプロパティと同様です。
サンプルコード
フォントの種類を「Meiryo UI」、サイズを14、色を赤に設定
フォームへのフォント設定後には、ラベルを追加し見出しを設定
【UserForm1】
Private Sub UserForm_Click() 'フォントのタイプ・サイズ・色の変更 Me.Font.Name = "Meiryo UI" Me.Font.Size = 14 Me.ForeColor = RGB(255, 0, 0) '16進数:&HFF& Dim objLabel As MSForms.Label Set objLabel = Me.Controls.Add("Forms.Label.1") objLabel.BackStyle = fmBackStyleTransparent objLabel.Caption = "サンプル" End Sub
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