Worksheet function

AVERAGE分類:統計

AVERAGEはSUMと並び基本的な関数の一つです。他の関数と組み合わせる事も多いのでしっかりと抑えておきましょう。

AVERAGEの機能と構成

機能:引数の平均を返す。

構成:=AVERAGE(数値1,数値2,...)

引数(数値)は30個まで指定できます。
引数としてセルやセル範囲を指定した場合、その範囲内の文字列・論理値(TRUE/FALSE)、空白のセルなどは無視され、数値のみAVERAGE関数の対象となります。

引数を指定する例

セル[A1]とセル[A10]:=AVERAGE(A1,A10)
セル[A1]~セル[A10]:=AVERAGE(A1:A10)
セル範囲[A1:A10]とセル範囲[C1:C10]:=AVERAGE(A1:A10,C1:C10)
[DataArea]と名前の定義を行ったセル範囲:=AVERAGE(DataArea)
配列:=AVERAGE({2,3,4}*{3;6;9})  ※「*」は「×」の意
   この場合、(2*3+2*6+2*9+3*3+3*6+3*9+4*3+4*6+4*9)/9になる。


オートAVERAGE

AVERAGE関数は使用頻度が高いため、標準コマンドバー(Excel2003前)・リボンの数式タブ(Excel2007)の「オートSUM」ボタンの「▼」を利用して関数を簡単に挿入できます。

オートAVERAGEは「上方」又は「左方」にデータがある場合、データを自動認識します。「上方」「左方」両方にデータがある場合は「上方」が優先されます。

左の図は、オートAVERAGEの挿入例です。

1.セル[F1]~[F10]までデータが入っている状態でセル[F11]を選択する。

2.オートSUMボタンの「▼」をクリックし、メニューの「平均」をクリック。

3.データが自動認識される。

4.AVERAGE関数が挿入され、計算結果が表示される。

オート挿入は手軽ですが、データの自動認識範囲の確認が怠りがちになります。気をつけて下さい。

Q.データ認識範囲の修正を行いたい場合は?

3」の状態で、希望のセル範囲をマウスで選択しなおします。
AVERAGE関数挿入後の場合、数式バーをクリックしデータ範囲の修正を行います。


串刺し計算

AVERAGE関数は一枚のワークシートの中だけでなく、複数のワークシートに跨った計算も可能です。その代表的な計算法が「串刺し計算」です。串刺し計算とは、3-D参照を利用して連続したワークシートの同じセル番地を、串を刺すように計算することです。下の図の計算式は次になります。

=AVERAGE(Sheet1:Sheet3!A1)
※シート名の後の「!」はワークシート参照の記号で、他シート参照の際は必ず付け加えます

式の挿入方法

1. AVERAGE関数を挿入し、串刺し計算を行うセル番地を入力。カーソルをセル番地の前に移動。
2. 串刺し計算を行う最初のワークシートを選択し、[Shift]を押しながら最後のワークシートを選択する。
3. 数式にシート名が加わったのを確認し[Enter]を押す。

※下図はSUM関数での串刺し計算例ですが、AVERAGE関数でも手順は同じです。

Q.連続していないワークシートの計算は?

串刺し計算は連続したワークシートで行いますが、連続していないワークシートでの数式は次のようになります。
=AVERAGE(Sheet1!A1,Sheet3!A1)

AVERAGE関数の応用

AVERAGE関数の応用として、ここではAVERAGEとIFを用いた配列数式を取り上げます。配列数式についての詳細はこちらをご覧下さい。→配列数式

下図の数式を見て下さい。数式の前後に「{}」がついています。これが配列数式の特徴になります。数式バーに数式を入力後、[Shift]+[Ctrl]を押しながら[Enter]を押すことで、この「{}」が挿入されます。

下図の配列数式は、セル[A1]~[A10]それぞれの値(名前)が、セル[D2]と同じであったら、セル[B1]~[B10]の該当する値(点数)を選び平均します。

※IF関数の第3引数を省略すると、論理式がFALSEだった場合にFALSE(文字列)が返る。
AVERAGE関数は引数が文字列だとその引数は計算されない。

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